様々な心の側面を知り、自分自身や他者への理解を深める。
< ある日のテーマ >
葉は感情、枝は知性…木を描いて、自分の新しい一面を発見する。
紙に1本の木を描いたり、自分の家族を描くことで、自分の心の内面や家族との関係性などを改めて知ることができます。また、子どもたちの検査結果を教材にして、発達段階を読み解いたりもしています。学生同士でペアを組んで、実際に検査を行う時には、相手に緊張させてしまうと正しい結果が得られないことがわかり、答えやすい雰囲気づくりの大切さも学びました。実験を通して、人間の心には様々な面があることを実感することができ、社会に出た時に人間関係で十分活かせると実感できました。
心理学のココがすごい!
相手の話を丁寧に聞く力が身につく
人間学部心理学科
2022年3月卒業生
埼玉県立草加高等学校 出身
様々な心理学実験を行い、心が行動に及ぼす影響を調べる。
< ある日のテーマ >
新しいことを学習するメカニズムや、効果的な学習方法を探る。
学生同士で被験者と実験者に分かれ、様々な心理実験を体験します。「鏡映描写」の実験では、被験者は鏡に映った図形をなぞり、実験者はかかった時間やミスした回数を計測。目に見える動きと実際の動きが一致しない状況をつくり出し、人間がどのように新しいことを学習するか、どんな方法なら効率的に学習できるかを調べました。またスピアマン式触覚計を使った実験では、身体的な感覚が心の動きと密接に関わっていることが良くわかりました。行動や周囲の環境を変えることで、心の状態も変えられるとわかり、自分の感情をうまくコントロールできるようにもなりました。
心理学のココがすごい!
自分の心をコントロールできるようになる!
人間学部心理学科
2022年3月卒業生
青森県立鯵ヶ沢高等学校 出身
学生自らテーマを決め、データ収集?分析、プレゼンテーションを体験。
< ある日のテーマ >
きょうだい構成が及ぼす自己愛と共感性への影響。
3年次のゼミで、心理調査の一連の流れを体験しました。各自で選んだテーマについて、仮説をもとにアンケート調査を実施し、結果を情報解析ソフトで分析。資料にまとめてクラスメイトの前でプレゼンテーションします。約60名分のデータを分析してわかったのは、きょうだい構成よりも保護者の接し方の方が影響が大きいということ。また、アンケート対象者に調査の趣旨を説明したり、伝わりやすい資料を作るなど、「相手の立場になって考える」場面がたくさんありました。心理の知識に加えてコミュニケーション力も身につくので、とても貴重な経験でした。
心理学のココがすごい!
統計の知識やコミュニケーション力も身につく
人間学部心理学科
2021年9月卒業生
埼玉県立大宮光陵高等学校 出身
クライエント役の仲間に模擬面接。カウンセリングで悩みをヒアリング。
< ある日のテーマ >
働く人たち向けの産業カウンセリングにチャレンジ。
自分がカウンセラー役、相手がクライエント役になり、カウンセリングの役割演技(ロールプレイング)を行いました。「会社で上司との関係に悩んでいる」設定のクライエントでしたが、カウンセラー役として、相手が困っていることを丁寧に聴いたり質問する大変さだけでなく、どんな姿勢をとるか、どんな声のトーンで話しかけるか、どんな表情をするかといった普段意識しない自分のノンバーバルな側面にも先生や仲間との共有を通して気づくことができました。クライエントに安心して話ができる関係作りを体験的に理解できました。
心理学のココがすごい!
信頼関係を築く人間関係スキルが身につく
人間学部心理学科
2021年3月卒業生
埼玉県立川口東高等学校 出身