研究科長メッセージ_経営学研究科

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一戸 真子

一戸 真子 教授、博士(保健学)

経営学研究科長
新たな未来社会の創造に向け学究の途を目指す
社会人や一般の方々および学生の皆様へ

 埼玉学園大学大学院経営学研究科経営学専攻(Graduate School of Business Administration, Course of Business Administration)は、平成22年(2010年)4月にまず修士課程(現博士前期課程)が設置され、続いて平成25年(2013年)4月に博士後期課程が設置されました。本研究科が設置されてから15年が経過いたしましたが、その間、アカデミズムと実務の融合した大学院を設置の趣旨として、常に新しい課題とその問題解決能力を修得して地域社会に貢献できるような人材の育成を目指し、カリキュラムをデザインし、社会に修了生を送り出してきました。デジタル技術や金融技術における急激な変革は、グローバリゼーションのうねりとなって、世界経済や経営に激変をもたらし、今日ではより進化のスピードが速まってきています。新しい知識?情報?技術等が政治?経済?文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤となる、まさに本格的な知識基盤型社会(knowledge-based society)の時代が到来しています。
 経営学研究も広くは社会科学(Social Science)研究分野に含まれますが、Cambridge Dictionary の定義には、「社会と人々の生き方に関する研究」とされています。宇宙が誕生してから138億年とも言われる中、人類の発展はまだまだほんの一瞬にすぎませんが、サイエンスというツールを獲得した人類の目覚ましい発展には目を見張るものがあります。また、一方で「プラネタリーヘルス(Planetary Health:地球の健康)」が今求められています。この言葉は、人類を含めた多様な生物が生命を維持できる自然環境を保全しながら、地球上で人類が安全?安心に生活や諸活動が出来る状態を意味します。よりよい社会と人々の幸福という目標達成のために、国際社会?地域社会の発展に寄与する柔軟な発想と独創的な解決能力を合わせもった高度専門職業人が今強く求められています。

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