本学では、年末年始期間にホスピタリティを体験する冬休みインターンシップを、奥湯河原温泉の老舗旅館の青巒荘（せいらんそう）で実施し、埼玉学園大学?川口短期大学の４名の学生が参加しました。クリスマスから年末年始にわたる繁忙期にも関わらず参加した学生は、6日間のインターンシップ期間に和風旅館の接客、配膳、バックヤード、施設運営の一部を体験しました。
初めての泊まり込み、慣れない仕事への戸惑いがあったにも関わらず、4名とも精一杯つとめ上げ、受入れていただいた施設の担当者様からは最大のお褒めの言葉をいただきました。帰京するときに涙する学生や、このインターンシップの経験からホテル業界に関心が出て志望する学生が出るなど、多くの学びと貴重な体験をすることができました。
1月12日に、参加した4名にインターンシップの修了証書を授与し、約1ヶ月続いた事前学習およびインターンシップの解団式を行いました。
参加した学生からの感想も前向きな思いが多く、初めての取組みではありましたが実施して良かったと思えるインターンシップとなりました。
徐々に観光が正常化する中で、学生の観光産業への進路希望を叶えるため、今後もこのような企画?イベントを学生のために多数用意し、多くの学びを得る機会としていきます。
担当講師：冨吉 光則 准教授（川口短期大学 ビジネス実務学科）のコメント
「恒例となった夏休みの長期インターンシップに加えて、初めて年末年始の繁忙期のインターンシップを実施しました。参加した4名は気後れすることなく、常にメモを取る、分からないことは聞く、自分から仕事を見つける、を良く実践し、たくましくなって帰ってきました。丁寧に指導していただいた施設の関係者の皆様にお礼を申し上げます。本学の観光に向けた取り組みは、コロナ後を見据えて学生のためになることを第一に考えて計画し、今後も継続して実践していきたいと思っています。」
青巒荘ウェブサイト
https://www.seiransou.co.jp/
