心理学科の羽鳥健司准教授が漫画のポジティブ心理学的心理教育プログラムを作成しました

心理学科羽鳥健司准教授小玉正博教授は、獲得した科学研究費補助金基盤研究(B)で進めてきた研究の一環として、抑うつ気分を予防することを目的とした認知行動モデルに基づくポジティブ心理学的介入プログラムを開発しました。このプログラムの効果を検討した結果、以下のことが分かりました。

① 下の図で示したように、プログラムを受けた後は、受ける前と比較してポジティブ感情の体験頻度が増加し、ネガティブ感情の体験頻度が低減しました。
② 下の図で示したように、プログラムを受けた人は、受けてない人と比較して、ポジティブ感情の体験頻度が高く、ネガティブ感情の体験頻度が低いことが分かりました。
③ しかしながら、病理学的なうつ病症状や不安症状を軽減する効果は認められませんでした。また、どのくらいの期間プログラムの効果が持続するかは、今回の研究では分かりませんでした。

(出典:Hatori, K., Kodama, M., & Ohkiba, T. (2018). Effects of Web-Manga Based Positive Psychological Intervention on the Emotions of Japanese College Students. ACP2018 / ACERP2018 Programme & Abstract Book, 37.)

このプログラムは、漫画なので楽しく学習できます。

 

 

第1話「心のしくみ_分けること?モニターすること」(1ページ目)

第2話「ポジティブ感情の機能」(1ページ目)

第3話「考え直し」(4ページ目)

第4話「感謝しよう」(4ページ目)

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